ネタバレ あります・・・・
「ママはかいぞく」
フランスのベストセラー絵本
カリヌ・シュリューグ(文)
レミ・サイヤー(絵)
やまもとともこ(訳)
乳がんを患った著者が4歳半の幼いわが子へ乳がんを伝える為に絵本を探したそうです。
しかし、がんについてきちんと伝えているえほんが見つからなかった著者。がんが暗いお話として描かれている絵本ばかりであることにも気がついたそうです。
「ママはかいぞく」では、著者のがん治療と海賊の姿と重なったのでしょうか。
頭には「バンダナ」を巻き、闘いに挑みます。つらい治療の様子も、弱々しいだけではなく、勇敢な姿として描かれています。
がんの治療をしながら日常生活は続いていきます。家族と共にどう毎日を送るか・・・家族みんなでがんとの闘いという試練に立ち向かえるよう、がん治療を曖昧ではなく、そして安心できるメッセージとして伝えています。
勇敢に挑むママの姿が、明るい未来につながっている絵本です。
治療の副作用により脱毛する姿も、頭に「バンダナ」をまき表現されています。当店では医療用のウィッグをお探しのお客様もいらっしゃいます。絵本のママの姿は、日常生活を送りながら過酷な治療をうけているお客様の姿が重なりました。がん患者の方のご家族やまわりで支える多くの方に読んでいただきたい絵本です。支える側の心の持ち方がわかる本でもあると思います。
5月16日「世界一受けたい授業」でも紹介されるそうなので、どのような内容になるのか気になります。